進路の決定や就活は本人任せにはしない

大学生ともなると立派な成人。もう大人なのだから大学卒業後はちゃんと自活をできるようになってほしい。親としてはいつまでも子どもの面倒や世話を焼くわけにはいなかない。そのような親心から自立を促す意味で進路の決定や就活を本人任せにすること。それは通常の学生の場合にはよいのかもしれませんが、発達障害の学生の場合にはそうしてしまうと就活就職がうまく進まないことにつながります。
この先にある『学生ひとりで進路を決めるのは難しい』でもお伝えをしていますが、発達障害の学生は自主的に判断をすることが苦手で他者からの導きが必要であるからです。

「大人なんだから本人の好きなようにやらせよう」
「将来のことは自分で決めなさい」
「まあこれもこの子の個性なんだからなんとかとかなるでしょう」

このように就活を本人任せで親御さんが放任をして外野から見守るというのはNGです。
実際の現場で発達障害の学生の就活をみていると、親御さんの関与がまったく無く、一人で就活を進めている学生は大学のキャリアセンターや外部の就労支援などのつながりを持たずに一人で就活に挑んでいたり、または独自で勝手な方法で就活をしている場合があったりします。
一人で頑張ろうと努力をしてみても、その努力の方向性が他者からみてもずれている。しかも本人はそれに気がつけない。そうして時間ばかりが経過をしていき状況が悪化してしまう。そのようなことが少なくありません。
ですので進路の決定や就活に関しては親御さんから向き不向きなどのアドバイスも含めて家庭内でよく話し合いをしていただき、将来に対して一緒に寄り添っていただくこと。そして『ちょっと過干渉かな?』と遠慮をすることなく就活に関しては都度都度状況の確認をするなど積極的に関りを持つようにしてください。